「今季、最も奇妙な祝い方」 クロップ監督、“謎のジェスチャー”に反響 「抱腹絶倒」
フィルミーノの同点ゴール時に見せたセレブレーションが話題に
リバプールは現地時間3日、プレミアリーグ第21節でマンチェスター・シティと対戦し、1-2で敗れた。リバプールは今季初の複数失点を喫したが、一時同点に追いつくゴールを決めた際にユルゲン・クロップ監督が見せた独特なセレブレーションにスポットライトが当てられている。
リバプールは今季開幕から第20節まで無敗を維持し、首位を走っていた。一方、シティは直近の5試合で2勝3敗と負け越しており試合前の時点で3位、両チームの間には勝ち点「7」の差があった。直接対決でリバプールが勝利を収めれば、その差は10に開き、独走態勢を築くチャンスだった。だが、試合は前半40分にシティのエースであるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに先制点を与えてしまう。
それでもリバプールは、後半19分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがヘディングで同点弾を決める。すると、ベンチのクロップ監督は歓喜を爆発させるかと思いきや、ポケットにしまってあったペットボトルを取り出し、歯を食いしばりながら力強く握りしめて振る独特な喜び方を見せていた。
これを受け、英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式インスタグラムは「今シーズンの最も奇妙なセレブレーション賞は…ユルゲン・クロップ!」と文章を添え、そのワンシーンを動画で公開。コメント欄には「意味不明な祝福だ」「感情を抑制する対応?」「謎のジェスチャー」「なんて不可解なんだ」「まさしく抱腹絶倒だ」「これも彼が注目を集める理由だ」とファンからも反響を呼んでいた。
その後、リバプールは後半27分にドイツ代表MFレロイ・サネに決勝弾を決められ、1-2で敗戦。今季リーグ戦初黒星を喫することになり、両チームの勝ち点差も「4」に縮んだ。クロップ監督にとっては重要な“シックスポインター”で敗れることになったが、プレミアリーグの優勝争い自体は再び熱を帯びることになった。