ファン・ハールがデ・ヘアに惜しみない賛辞 「残留してくれて本当にハッピー」

レアルに頑な姿勢をとった理由

 ルイス・ファン・ハール監督が3-2で勝利したサウサンプトン戦で活躍したGKダビド・デ・ヘアに賛辞を贈った。この夏、レアル・マドリードへの移籍が確実と見られながら、新たに契約を4年延長して残留にこぎつけた。その守護神は、あらためて存在の大きさを示している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
 
 デ・ヘアは2-1とリードしていた後半、CKからサウサンプトンDFフォンテが放ったヘディングシュートを左手一本で防ぐスーパーセーブを見せた。このプレーに、ファン・ハール監督はこれこそデ・ヘア残留を望んでいた何よりの証しと 、その実力を誇らしげに語っている。
 
「ダビド・デ・ヘアはフォンテのヘディングに対し、驚くべきセーブを披露した。ファンタスティックだったね。彼が残留してくれて本当にハッピーだ。これこそ、我々がレアル・マドリードに対して、頑な姿勢をとっていた理由だ。無駄ではなかった」
 デ・ヘアの活躍もあり、連勝を飾ったユナイテッドは勝ち点を13に伸ばした。首位のマンチェスター・シティに勝ち点差2で2位につけている。新加入の19歳FWアンソニー・マルシアルがすぐさまチームにフィットするなど、徐々に調子も上がってきた。2季連続の大型補強で批判も集まるファン・ハール体制の“赤い悪魔”が、虎視眈々(たんたん)とタイトルへ向かって、まい進している。
【了】
サ ッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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