矢板中央が2年連続の選手権8強! 主将DF白井の“軸足ヒール弾”で立正大淞南を撃破

矢板中央が立正大淞南に1-0で勝利【写真:Football ZONE web】
矢板中央が立正大淞南に1-0で勝利【写真:Football ZONE web】

開始早々のチャンスで先制 前回4強の矢板中央が試合巧者ぶりを見せる

 第97回全国高校サッカー選手権3回戦が3日に行われ、ベスト8進出を懸けた一戦で昨年のベスト4進出校である矢板中央(栃木)が立正大淞南(島根)に1-0で勝利。2年連続となる埼玉スタジアム行きへ王手をかけた。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 試合は開始早々の2分に動く。矢板中央が左サイドでFKを得ると、ゴール前にクロスボール。最初のシュートこそ阻まれたものの、長身FW望月謙がセカンドボールをつなぐとDF五十嵐磨於が右からシュート性のボールで折り返す。するとゴール前に待ち受けていたDF白井陽貴が技巧的な軸足ヒールショットでコースを変え、相手GKの虚を突く形となってゴールネットを揺らす。キャプテンの一撃で、矢板中央が先制に成功した。

 開始早々に先制を許す形になった立正大淞南は、この2試合で5ゴールと絶好調のFW藤井奨也らを筆頭にスピードあふれる攻撃陣のアタックで相手を押し込んでいく。それに対して矢板中央は白井ら最終ラインが集中力を切らさず対応。前半を1点リードで折り返した。

 後半、立正大淞南がさらに圧力を強めるなかで、ビッグチャンスが訪れたのは10分だった。藤井がドリブル突破で相手守備陣を翻弄すると、足裏で意表を突くパス。ここでフリーとなったMF大西駿太がシュート。完全に崩した形だったが、矢板中央のGK安西駿に弾かれ、同点ゴールをもぎ取れなかった。

 その後も攻める立正大淞南、守備ブロックで迎撃しつつ逆襲を狙う矢板中央という構図が続いたが、スコアは動くことなくタイムアップ。今年度のプリンスリーグ関東を制するなど、関東屈指の実力を持つ矢板中央が試合巧者ぶりを見せ、2年連続ベスト8進出を果たした。

[ftp_del]
>>【PR】元浦和の鈴木啓太氏が2018年Jリーグを総括 DAZNで広がる「観る側の面白さ」
[/ftp_del]

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング