23日に帰国、ウインターブレイクのなか国内自主トレ映像をSNSに投稿

　ドルトムントのMF香川真司は、1月のアジアカップ日本代表メンバーから落選した一方、今冬の移籍話が浮上している。23日にドイツから帰国したなか、29日に自身の公式インスタグラムを更新。自主トレーニングの様子を公開し、柏レイソルGK中村航輔との“FK対決”で圧巻の連続ゴールを披露している。

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　今季、ブンデスリーガ首位を走るドルトムントだが、香川は厳しい立場に置かれている。負傷の影響もあり、今季公式戦出場が4試合のみ。ブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）とDFBポカールで1試合ずつ、プレータイムはわずか205分にとどまっている。23日に帰国した際には、スペインへの移籍願望を口にして注目を集めた。

　帰国後は浦和の日本代表DF槙野智章の結婚式に参列して話題を振りまいたが、29日には自主トレーニング動画をアップ。柏のGK中村と汗を流した様子を報告している。自身の公式インスタグラムで「最後のトレーニングは最高だった」と綴り、併せて投稿したのはFK対決の映像だ。

　中村と見られる人物がゴールマウスに立つと、ペナルティーエリアの外に二つのボールが置かれた場面から始まる。キッカーを務めたのは香川だ。

　短い助走から右足を振り抜くと、わずかにカーブさせながらも力強い一撃でネットを揺らした。続けざまに2本目の体勢に入ると、1本目よりも曲げたカーブFKを突き刺している。“勝負あり！”とばかりに香川は両手を広げながら歓喜すると、そのままピッチを駆け回るお茶目な一面を覗かせた。

　そんな香川の姿に返信欄では「すごいシュート!!」「かっこよすぎ」「エグすぎる」「楽しそう」といったコメントが並ぶなど反響を呼んでいる。

　現在、ブンデスリーガはウインターブレイクに突入しているが、束の間のオフでもトレーニングを欠かさない香川。今冬の動向も注目されるなか、華麗なFKでファンを魅了している。