C・ロナウドの超絶バイシクル弾、「18年最も記憶に残る瞬間」に選出 「信じられない」
レアルに所属していた昨季CL準々決勝ユベントス戦でブッフォン相手に圧巻の一撃
2018年のサッカー界は、ワールドカップ(W杯)イヤーということもあり、さまざまな出来事が起こった。英公共放送「BBC」は、2018年で「最も記憶に残る瞬間」を厳選。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のレアル・マドリード対ユベントス戦で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル)が決めた芸術的なオーバーヘッド弾が11シーンの一つに選出された。
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今年4月3日、レアルはCL準々決勝でユベントスと対戦。敵地の第1戦、レアルが1-0とリードして迎えた後半19分だった。こぼれ球を拾ったスペイン代表DFダニエル・カルバハルの右サイドからのクロスに対して、ロナウドは的確なポジショニングを取ると跳躍。オーバーヘッドキックでジャストミートしたボールはイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(現パリ・サンジェルマン)も見送ることしかできない軌道を描いて、ゴールネットを揺さぶった。
ロナウドの芸術的な一撃は、ファン投票によって決まる2017-18シーズンの「UEFAゴール・オブ・ザ・シーズン」にも堂々選出されたが、英公共放送「BBC」も2018年の名場面の一つに挙げている。
「ロナウドの信じられないバイシクルキック。ロナウドはトリノの空に飛び、ジャンルイジ・ブッフォンの上からオーバーヘッドキックを仕掛けた。それは間違いなく、今まで見たなかで最も偉大なゴールだった。そしてユベントスファンからスタンディングオベーションを受けた。4カ月後、ポルトガル人はその拍手がイタリア王者に加わることを決心した要因であることを認めた」
当時レアル所属だったロナウドは今年7月、超絶弾を決めた相手であるユベントスに移籍。ロナウドにとっては、二重の意味で忘れられないゴールとなったはずだ。