日本代表の新拠点の名称は「JFA夢フィールド」に決定 20年3月に運用開始予定
田嶋会長が会見に出席「日本代表の世界トップ10入り、W杯優勝実現へ、貴重な役割を果たす」
日本サッカー協会は25日に都内のJFAハウス内で記者発表を行い、幕張公園内に建設中の施設の名称が「JFA夢フィールド」に決定したことを発表した。発表会に出席した日本サッカー協会の田嶋幸三会長は、「日本代表の世界トップ10入り、そしてその先にあるワールドカップ優勝。この大きな夢を実現させるために、JFAナショナルフットボールセンターは、極めて貴重な役割を果たすと考えています」と、その重要性を口にしている。
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施設は今年10月から建設工事が始まっており、2019年12月末の竣工を目指して工事が進められている。敷地内には天然芝ピッチ2面、人工芝ピッチ2面、クラブハウス棟、フットサルアリーナ棟が設置される。田嶋会長は、「代表チームの強化、指導者や審判の養成、ユースの育成。この三位一体をこのフットボールセンターを中心に行っていきたい」と話しており、予定どおり20年3月から供用が開始されれば、日本代表の各カテゴリーやフットサル日本代表の活動拠点となる予定だ。
また東京駅、羽田空港、成田空港からもアクセスしやすいという立地の良さを生かし、国内外から様々な人を集め、国際交流の拠点にするとともに、多くの情報を発信していく考えも明らかにした。同時に地域の子供たちが楽しくボールを蹴れる場として開放するなど、「社会貢献活動にも活用していく場に」していくとも説明している。
JFAは、「JFA夢フィールド」のピッチ、クラブハウス、フットサルアリーナ棟の建設費用の一部に充当するために、寄付金を募集する。募集期間は25日から来年12月31日までで、建設費充当分の2億円以上を目標にしている。個人は500円から受付、5000円以上の寄付でWEB芳名帳に名前を記載、1万円以上の寄付でピッチへ向かう際に通過する施設内の「ブレイブストリート」にネームプレートが掲出される。法人は、10万円以上から受け付ける。
(FOOTBALL ZONE編集部)