守護神負傷、守備崩壊… 苦しむチェルシーがマンUのバルデスに白羽の矢!?

セビージャも興味か

 マンチェスター・ユナイテッドの元スペイン代表GKビクトール・バルデスが、チェルシーに移籍するのではないかと、うわさされている。伊ニュースサイト「カルチョメルカート・コム」が報じたニュースをスペイン地元紙「スポルト」や「ムンド・デポルティーボ」もそろって取り上げている。
 
 チェルシーは、正GKのベルギー代表GKティボー・クルトワが膝の手術を受けた影響で最大4カ月ほど離脱するため、ユナイテッドで出番のないバルデスに目をつけて獲得する可能性があるとリポートされている。バルセロナ時代に同僚だったMFセスク・ファブレガスと、ペドロ・ ロドリゲスが在籍していることも、バルデスにとっては心強いだろう。
 バルデスはルイス・ファン・ハール監督の哲学に背いたとして、トップチームからロッカーを移動され、事実上の戦力外となっていた。記事でも「バルデスはオールド・トラッフォードで必要とされていない」と断言されている。
 今夏の退団は確実と見られながら、移籍先は見つからなかった。プレミアリーグの登録メンバーには入ったものの、GKダビド・デ・ヘアも残留し、アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロも獲得した現在のユナイテッドでは第3GKという位置付け。そして、UEFAチャンピオンズリーグのメンバー登録からは外れていた。
 同時に、ウナイ・エメリ監督率いる昨季のヨーロッパリーグ王者セビージャも移 籍先の候補にあるという。エメリ監督がポルトガル代表GKベトのパフォーマンスに不満を持っていることがその理由のようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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