ダービー敗戦のミラン監督記者会見で糾弾される 「何故交代は本田ではなかったのか?」

ミハイロビッチ監督「あなたの意見を発表されても…」

 13日に行われた伝統のミラノダービーに0-1と敗れたACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督だが、チームのプレー振りには満足しているようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
  結果ではなく、ピッチ上でのプレーに納得しているというミハイロビッチ監督は「今日、私は怒っていない。結果は残念だが、選手たちは良いプレーをした。我々の方がクリエイティブなプレーをしていたし、上回っていたと思っている」とダービーでの痛恨の敗戦にも試合内容への満足感を口にした上で、「もし敗戦の後に喜ぶことが可能なら、私は喜びたい。我々は非常にコンパクトにプレーできた。私のミランを再発見できたと感じている」とチームのパフォーマンスに手応えを示している。
 その一方で、2試合ぶりにトップ下で先発しながらも不発に終わった日本代表FW本田圭佑の交代策についてメディアからの追及を受けた。
 本田は0-1でビハインドの後半36分に途中交代。その前に、同16分にコロンビア代表FWカルロス・バッカに代えてリバプールから復帰したFWマリオ・バロテッリを投入していた。
 そのタイミングで本田を交代させるべきだったと主張する記者から「なぜ交代が本田ではなく(カルロス・)バッカだったのか?」とストレートな質問を浴びせられると、「監督は私なので、あなたの意見を発表されても…」と言葉に窮した。

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