ユベントスで“フル稼働”のC・ロナウド、年末に1試合休養か アッレグリ監督が明言
直近2試合でパフォーマンス低下 年内のアタランタ戦かサンプドリア戦を欠場か
シーズンの初めから休みなくプレーを続けているユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに、ついに休養が与えられるようだ。現地時間15日のトリノ戦を前にした記者会見で、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が明言したと、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ここまでのロナウドは、ロシア・ワールドカップ(W杯)終了後のバカンスを終えて新天地ユベントスに合流すると、出場停止となったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節ヤングボーイズ戦(3-0)以外のすべての試合でスタメン出場してきた。途中でピッチを後にしたのも、その出場停止の原因になったCL第1節での退場処分と、リーグ戦で1回の途中交代のみ。ポルトガル代表の活動をW杯後は辞退しているものの、まさにフル稼働となっている。
その疲労が影響しているのか、直近の試合ではややパフォーマンスを落としている。7日のリーグ第15節インテル戦(1-0)、12日のCL最終節ヤングボーイズ戦(1-2)と現地メディアでの採点が及第点を下回るようになり、らしくないボールコントロールのミスも増えている。
そうしたロナウドのコンディション低下について問われたアッレグリ監督は、「ローマ戦、サンプドリア戦、アタランタ戦のどれかの出場を見送ることになる予定だ」と、今月中に1試合の休養日を設けることを明言した。
記事では「ビッグマッチであるローマ戦を避けることは現実的ではない」として、22日のローマ戦は出場し、26日のアタランタ戦か29日のサンプドリア戦をパスすることが濃厚だとした。リーグ戦で首位を独走しているユベントスだけに、シーズンの半分を終えようかというタイミングで、ついにロナウドへの休暇が与えられる模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)