壮絶なバッシングを乗り越えたメッシ アルゼンチン代表活動継続を宣言

代表活動休止浮上も、8日のメキシコ戦ではドロー弾の活躍

  アルゼンチン代表活動休止の可能性が浮上していたバルセロナFWリオネル・メッシがついに沈黙を破った。同国の背番号「10」を背負う男は、今後も代表の一員として戦い続ける意向を明らかにした。アルゼンチン地元放送局「Tyc Sports」に対して語った。
 アルゼンチン代表のキャプテンも務めるエースは2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)、そして今年6月から7月にかけて行なわれた南米選手権で共に決勝で敗れたことで、メディアやアルゼンチン国民からの激しい批判にさらされていた。一部メディアでは代表活動の休止の可能性が報じられる事態となり、代表OBも擁護していた。
「代表チームでは何も勝ち取ることができず、失望が続いている。それでも監督が望むのであれば、僕は常にここにいる。今は新たな目標がある。それに向かって戦い続けるだけだ」
 メッシはこのように語り、代表休止についてきっぱりと否定している。すでに代表のユニフォームには再び袖を通している。南米選手権の決勝でチリに敗れて以降、最初の代表戦(親善試合)となった8日のメキシコ戦では、試合終了間際の44分に得点を決め、試合は2-2の引き分けに終わった。

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