マンUが逃したCL“1位通過”の好機 痛恨の敗戦にモウリーニョ「学ぶことは何もない」

ユナイテッドを率いるモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
ユナイテッドを率いるモウリーニョ監督【写真:Getty Images】

グループステージ最終節でバレンシアに1-2敗戦 同日に首位ユベントスも敗れる波乱

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間12日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでバレンシアと対戦。1-2で敗れ、グループ首位通過は逃したものの、2位で決勝トーナメント進出を決めた。ジョゼ・モウリーニョ監督は「勝ち抜いたことが成功」としたものの、敗戦からは「学ぶことは何もない」と語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 敵地メスタージャに乗り込んでのグループステージ最終節。首位ユベントスとともに決勝トーナメント進出を決めている状況で、逆転での首位通過を目指す戦いになった。

 しかし、攻撃の形がチグハグだったユナイテッドは、逆にバレンシアに2点を奪われてしまう。終盤の後半42分に途中出場のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが1点を返すも、試合をひっくり返すことができずに敗れた。

 同グループのもう1試合では、ユベントスがヤングボーイズに1-2で敗れるというサプライズが起きており、勝てば首位が入れ替わっていただけに、ユナイテッドにとっては悔やまれる敗戦となった。

 モウリーニョ監督は試合後のインタビューで、「(敗戦から)学ぶことは何もない」とバッサリ。ユベントスが敗れる波乱もあったが、「驚くようなことは何もない」と冷静に試合を振り返った。

 2位通過となり、3連覇中の王者レアル・マドリードやバルセロナ、パリ・サンジェルマンなど他グループの首位チームと当たる決勝トーナメント1回戦は当然厳しい戦いが予想される。それでもモウリーニョ監督は「このグループを勝ち抜けたことは成功だ。失敗ではない」とベスト16入りの手応えを語りながら、「このグループで2位なら、それは成功だ」と自身に言い聞かせるように繰り返し強調していた。

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