次世代の世界最高プレイヤーへ ベイル代理人「2、3年後は彼の時代」

レアル退団は真っ向から否定

 レアル・マドリードのMFガレス・ベイルの代理人が、ウェールズ代表エースは移籍せず、レアルでいずれ世界一のプレイヤーになると断言している。スペイン紙「マルカ」が報じている。
 約138億円でトットナムからレアルへ移籍したと伝えられているベイルだが、その額に見合った活躍をしていないと現地サポーターからは批判が集まっている。マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がベイル獲得を熱望しており、180億近くの巨額を用意していると伝えられていたことから、白い巨人から退団する可能性が報じられていた。
 しかし、代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は近い将来の移籍を否定し、ベイルに世界一のプレイヤーになる準備が整っていることを強調した。
「なぜ彼がここを去りたがると思うんだい? レアルは世界最高のクラブだ。プレミア復帰の可能性を完全に排除はしないが、レアルとまだ何年も契約が残っているし、これからのキャリアもレアルで過ごすことを祈っている。彼はまだ26歳だ。ピークを迎えるのはこれからだよ。私は、あと2、3年で彼が世界最高の選手になる時代がくると考えている。本人もバロンドールを望んでいるし、私もそのチャンスはあると思っている」
 レアルでのエースの座はFWクリスティアーノ・ロナウドが確たるものとしているが、今年で30歳を迎え、キャリアの晩年を迎えようとしている。一方、年齢的にこれから全盛期を迎えようとしているベイルが、ロナウドに代わってエースの座に君臨する日は着実に迫ってきているのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング