これが日本の10番だ! 香川が圧巻2発で代表歴代得点9位タイに

ゴンを抜き、高原に並ぶ!

 そして、香川は歴代の偉大なエースたちの領域に到達した。カンボジア戦で、元日本代表FW中山雅史氏の持つ代表通算21得点に並ぶと、この試合の先制点で魂のストライカーを抜いて日本歴代単独10位に浮上。さらに1点を上積みし、通算23得点に伸ばすと、同じく代表のエースを務めたFW高原直泰(相模原)と肩を並べる9位タイとなった。
 カンボジア戦後、中山氏の記録に並んだことについて「歴代の人たちが築き上げていた部分を、僕らの世代が超えていけるようにしていきたい」と、さらなる記録更新に意気込んでいた。有言実行の26歳は、先人たちを上回るペースでゴールを記録。代表で10番を背負った中村俊輔(横浜FM・24得点)や木村和司氏(26点)といった司令塔。さらには高木琢也氏(27得点)といった先輩の背中も視界に捉えている。
 また、現代表の岡崎慎司(レスター)が46得点で歴代3位、本田も歴代5位と上位に位置している。香川の言葉にある「僕らの世代」の選手たちは、日本サッカー界の歴史にその名を刻んでいる。
 自らの2得点を含む6得点でチームは大勝。このところ、チームに漂っていた停滞ムードを吹き飛ばす快勝劇に表情も明るかった。
 次戦以降もアウェーでの戦いが3試合続く。10月には3戦全勝でグループ首位の難敵シリアとの敵地決戦を迎える。香川は「シリアとはいつも厳しい戦いをしているので、この1カ月また所属チームで準備をして、しっかりといい形で集まりたい」と語った。アフガニスタンサポーターの集結したアザディ・スタジアムを沈黙させる活躍を見せた香川。その生き生きとした表情にはエースの重責を果たした充実ぶりがにじんだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング