PSGが公式声明でフランス紙に猛抗議 「レキップは偽の情報を流すメディア」

ムバッペ、ネイマールの放出報道をPSGが真っ向から否定した【写真:Getty Images】
ムバッペ、ネイマールの放出報道をPSGが真っ向から否定した【写真:Getty Images】

FFP制裁回避目的のネイマール、ムバッペ放出報道を真っ向から否定

 フランス1部リーグ・アン王者のパリ・サンジェルマン(PSG)は、仏紙「レキップ」が虚偽情報を報道したとして、公式声明で猛抗議している。同紙はPSGがファイナンシャル・フェアプレー(FFP)による制裁を避ける目的で、ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペを放出する可能性があるなどと報じていたが、真っ向から否定した。

 PSGは2014年にFFP規定違反で、罰金処分とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の選手登録制限の処分を受けた。その後も、フットボール専門の情報暴露サイト「フットボールリークス」の情報を元に、スポンサー収入を水増しした疑いなどが明らかにされ、またしてもFFPの規定違反で処分を受ける可能性が取り沙汰されていた。

 そうしたなかで“アンチPSG”とも揶揄されることの多い仏紙「レキップ」は、処分回避のためにPSGがネイマールやムバッペを売却する意思があると報道した。

 しかし、これにPSGは不快感を示した。公式サイト上で「レキップは偽の情報を流すメディア」として声明を出し、「完全に間違っている情報で馬鹿げている。クラブとメディアの間に緊張関係を生み出している」と同紙を糾弾した。

「レキップ」紙は今年10月3日に行われたCLのPSG対レッドスター戦(6-1)について八百長疑惑があると報じるなど、以前からPSGのネガティブな話題を報じてきた。PSGは同紙による一連の報道がすべて「クラブのイメージを傷つけるもの」とし、徹底的に抗議していく構えを示している。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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