乾加入のエイバルが難民支援活動へ 「フットボールは大きなツール」

広がる支援の輪

 今夏、日本代表FW乾貴士が加入したスペイン1部のエイバルは、難民支援のため、次節のアトレチコ・マドリード戦のチケットの売り上げ1枚につき5ユーロ(約660円)を国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)へ寄付すると発表した。
 ヨーロッパ各地で問題となっている、この難民問題の救済に向けては、レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘン、セルティックなど各国の名門クラブがすでに支援活動を行うと発表。本拠地スタジアム(エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア)の収容人数が約6300人というスモールクラブのエイバルも彼らに続いて寄付を行うと発表した。
 エイバルは公式声明を発表。「フットボールは社会が一つとなり、障害を取り除くための最も大きなツールの一つ」とし、救済にむけた可能性に期待を懸けている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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