Jリーグ絶賛「ワールドクラス」 イニエスタとポドルスキの連係弾「J1月間ベストゴール」受賞
名古屋戦の前半10分、イニエスタのループパスからポドルスキがジャンピングボレー
ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが5日、11月度月間ベストゴールを受賞した。3日の第31節名古屋グランパス戦(2-1)で叩き込んだ先制弾が選ばれている。
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敵地豊田スタジアムに乗り込んだ神戸は、0-0で迎えた前半10分にゴールをこじ開けた。敵陣中央でポドルスキがボールを持つとイニエスタへ横パス。そのまま前を向いて時間を作り出しているなか、ポドルスキが一気にダッシュして相手最終ラインの裏へ走り込む。イニエスタもその動きを見逃さず、中盤と最終ラインを無力化する絶妙なループパスを通し、最後はポドルスキが左足のジャンピングボレーでゴールを陥れた。
試合はその後、1-1に追いつかれるも後半40分に再びポドルスキが決めて、これが決勝弾となり神戸が勝利を収めている。Jリーグはポドルスキの先制弾を「J1リーグ11月度月間ベストゴール」に選出し、Jリーグ選考委員会による総評として次のように絶賛した。
「イニエスタとポドルスキのホットラインが生んだ絶妙な一撃! 名古屋のペナルティエリアに侵入したポドルスキの動き出しに合わせ、イニエスタが相手の意表を突く絶妙な浮き球を供給。そのパスに、ポドルスキが後ろ向きダイレクトボレーで合わせ、ネットを揺らした。絶妙なコンビネーションでワールドクラスたる所以を見せつけたスーパーゴールが11月度のベストゴールに輝いた」(原文ママ)
イニエスタとポドルスキが共鳴し、個人技のハーモニーから生まれた一撃。「ワールドクラス」を感じさせる一連のプレーは、一見の価値ありと言っていいだろう。