450億円のファン・ハール vs 120億円のモイーズ、マンUでの成績の差は…

ファン・ハール政権の投資額はモイーズ時代の4倍に

 ファン・ハール監督は、モイーズ政権に比べ、失点を7点減らしているものの、得点数も5点減らしている。

 最も顕著な差は支出に表れている。モイーズ前監督時の補強費が総額6700万ポンド(約120億6000万円)に対し、ファン・ハール監督はすでに2億5000万ポンド(約450億円)を費やしている。

 オランダ人指揮官は前任者の4倍近くの巨額を費やしているにも関わらず、モイーズ政権と比べて、それほど変わらない成績であることが一目瞭然となった。

 2年連続の大型補強で、お気に入りの選手を揃えたファン・ハール監督は欧州CL出場権獲得という最低限のハードルはクリアしたが、今のところはサッカー界屈指の巨額投資に見合った成績を残しているとは言い難いようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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