ブレーメン大迫、“ノイアー撃破弾”に同僚MF脱帽 「ここまでヘディングに強いとは」
ノイアーの牙城を打ち破る強烈なヘディングシュートにバルクフレーデも感嘆
ブレーメンは現地時間1日、ブンデスリーガ第13節で5位バイエルンに1-2で敗れた。日本代表FW大迫勇也は一時同点となる豪快なヘディング弾を決めたが、同僚MFも「ここまで強いとは全く知らなかった」と脱帽した。
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左ウイングで先発した大迫は0-1で迎えた前半33分、元ドイツ代表FWマックス・クルーゼの左からのクロスを打点の高いヘッドで合わせ、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの牙城を崩して今季リーグ戦3点目をマークした。
ブレーメン公式サイトは、「クルーゼが左サイドから難なくピンポイントのクロスをゴールエリアに運び、そこにオオサコが待ち構えていた。ノイアーも(DFジェローム・)ボアテングも、この日本人選手が左隅に押し込んだ強烈なヘディングを阻止できず。ブレーメンが息を吹き返した!」と描写。また、ブレーメン専門サイト「DEICH STUBE」は「ノイアーは中途半端にしか出られず、ゴールが決まった。ヘディングモンスター・オオサコがまた決めた。1-1!」と、すでにブンデスリーガではお馴染みとなった愛称で称賛した。
怪我で離脱中の生え抜きMFフィリップ・バルクフレーデはドイツ衛星放送局「スカイ」に対し、「彼がここまでヘディングに強いとは全く知らなかったよ」と脱帽。「おそらくボアテングも知らなかったのだろう」と得点シーンについての見解を語った。
もっとも、ブレーメンは後半5分に再び失点して1-2で敗戦。ドイツメディア「SPORT BUZZER」の選手採点(ドイツの評価は1が最高、6が最低)ではアシストしたクルーゼが「2」だった一方で、大迫は「3」と及第点止まり。寸評では「強烈なヘディングで1-1にしてみせた。このゴールで波に乗った。オオサコは試合の展開によりアクティブに絡むようになり、さらなるチャンスを生み出した。ただ、後半は決定的なアクセントを付けることはできなかった」と、後半のプレーに“注文”を付けることを忘れなかった。