カンテの高く評価する指揮官、その一方で課題も指摘「ポジションを外れ、攻撃に出過ぎた」

「私はセントラルMFにとりわけテクニカルな選手を置いてプレーしたいんだ。だからこそ、私にとってのセントラルMFはジョルジーニョやファブレガスなんだ。カンテをこのポジションで起用したくない。前節（トットナム戦／1-3）のカンテには前半15分に起きた問題を解決してほしかったが、上手くいかなかった。彼はポジションを外れ、攻撃に出過ぎてしまった」

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　サッリ監督はカンテを高く評価するが、求めるセントラルMFの理想像とは異なるという。3失点で今季初黒星を喫したトットナム戦では攻撃的な意識が裏目に出る結果となったが、カンテには常にジョルジーニョの近くでサポートする役割が求められているという。

　フランス代表の一員としてロシア・ワールドカップ優勝にも貢献した名手は、新たなポジションでも評価を確立することができるだろうか。