ゲーム級の衝撃…上空から美しい“展開映像” Jリーグで自陣から8タッチ、15秒弾に称賛

川崎フロンターレMF中村【写真:Getty Images】
川崎フロンターレMF中村【写真:Getty Images】

第33節FC東京戦の後半5分、川崎が自陣エリア内から流れるようなパスワークで追加点

 リーグ連覇を決めた川崎フロンターレは24日のJ1リーグ第33節FC東京戦で2-0と快勝したが、後半にゲームのような一撃が生まれた。Jリーグ公式も上空から撮影した一連のプレーを紹介し、「まさに教科書通り」と絶賛している。

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 試合は前半19分、相手MF橋本拳人のパスを奪ったFW知念慶がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左隅に決めて川崎が先制。さらに1-0で迎えた後半5分、自陣からつないだ川崎が圧巻の崩しを見せる。

 GKチョン・ソンリョンの縦パスから、MF守田英正、MF家長昭博とつないで右サイドのDFエウシーニョに展開。ダイレクトで中央のMF中村憲剛に通すと、エウシーニョはそのまま前方に全力疾走し、リターンパスを受けるとそのまま中央へラストパスを通した。知念がシュートを放ち、相手GK林彰洋が一度防ぐも、こぼれ球をMF長谷川竜也が流し込んだ。

 流れるようなパスを披露した川崎は、GKから長谷川が決めるまで自陣エリア内から8タッチ、15秒の高速ゴールを奪っている。Jリーグ公式YouTubeチャンネルはゴール動画を公開した一方、同ツイッターでは上空から一連の展開プレーを撮影。流麗な崩しを紹介しながら、「まるでゲームの中の世界」「まさに教科書通りのパスワーク」と絶賛している。

 10日の第32節セレッソ大阪戦で1-2と敗れながらも、他会場の結果を受けてリーグ連覇が決まった川崎。その強さを物語る一撃と言えるだろう。

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