レアルFWベイルは「綱渡り状態」 放出寸前の現況に現地紙言及「クラブも我慢の限界」
ユベントスに移籍したロナウドの後釜に期待されるも、低調なパフォーマンスが続く
レアル・マドリードは絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに去り、新たなるリーダーの登場が期待されたが、いまだに明確な後釜は登場していない。クラブはウェールズ代表FWギャレス・ベイルにしびれを切らしており、時間切れは迫っているとスペイン紙「AS」が報じている。
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ベイルはロナウドが退団した今季、公式戦16試合で得点はわずか「5」。11月7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節プルゼニ戦(5-0)で1得点を挙げたものの、それまでは約1カ月半ゴールから遠ざかっていた。
不振は続き、現地時間24日のリーグ第13節エイバル戦(0-3)におけるベイルのロストボール回数は「21」。敵陣でパスを通したのもわずかに10本で、オフサイドも3回と低調なパフォーマンスに終わった。
「AS」紙のセルジオ・サントス記者は記事で、「昨年までとは違い、クラブも我慢の限界に近づいている。もし今季残りの数カ月間に結果が出せなければ、フロレンティーノ・ペレス会長も放出を検討し始めるだろう」と厳しい立場だとの見解を示した。
「ベイルも来夏で30歳になる。もう後はない。期待に応えられなければ、ロナウドを引き継ぎ、リーダーになることは一生ないだろう」
パフォーマンス以外でのクラブに対するコミットメントを高めることができるかも重要。サントス記者は、ベイルにまだ状況を一変させる余地はあるとしたものの、もはや「綱渡りの状態」だと記している。
29歳の快足ウインガーは、“白い巨人”で最後の意地を見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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