PSG移籍のディ・マリアがファン・ハール監督との確執を語る「何回か口論もあった」

ポジションと起用法を巡って対立

  今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからパリ・サンジェルマンに移籍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ ・マリアが古巣のルイス・ファン・ハール監督との確執を明らかにしている。 ESPNラジオ・アルゼンチンで語ったもの。
 1年前に英国史上最高額の移籍金でレアル・マドリードからユナイテッドに移籍したウインガーはわずか1シーズンでパリに活躍の場を移した。短すぎるマンチェスターの日々の理由にはオランダ人指揮官との確執があったという。
「ファン・ハールには彼の哲学があった。私が移籍したいと思わせたものの一つがそれだ。ファン・ハールとうまくやるのは難しかった。何回か口論もあった。序盤はいいプレーができたけど、そこから怪我をしてしまった。物事がうまくいかず、ファン・ハールは私のポジションを変えた」
 加入当初はダイヤモンド型の中盤の左で起用されることが多かったディ・マリアだが、シーズン中盤以降からスーパーサブとなった。苦悩のドリブラーは指揮官と対立したと告白している。
 「僕はブラン監督と話した。彼は僕にレアル・マドリードでプレーしていたポジションと似た役割でプレーさせることを考えている」と語ったディ・マリアは、30日に途中出場で新天地デビュー戦となったモナコ戦でアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシのゴールをアシストし、3-0の勝利に貢献している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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