“キャプテン”槙野、脳震とうで「無念の交代」 SNSで無事報告も「何一つ覚えてない」

日本代表DF槙野智章【写真:Getty Images】
日本代表DF槙野智章【写真:Getty Images】

後半12分に相手選手と権田に挟まれ転倒、脳震とうと診断される

 日本代表DF槙野智章(浦和レッズ)は、20日の国際親善試合キルギス戦でキャプテンマークを巻いてスタメン出場したが、後半12分に相手選手と味方GK権田修一に挟まれるようにして接触。無念の負傷交代となった。試合後に自身の公式ツイッターを更新した槙野は「残念な事に何一つ覚えてない」と、脳震とうの影響を感じさせる言葉を投稿した。

 この試合ではDF吉田麻也がベンチスタートとなり、槙野がキャプテンマークを巻いてピッチに立った。守備的に構えるキルギスが相手だっただけにプレーに関与する機会は多くなかったが、味方のゴールを喜ぶ姿などはいつもどおりの槙野だった。

 しかし、後半12分に日本ゴール前にハイボールが上がると、対応していた槙野は相手選手と権田に挟まれるようにして転倒。チームドクターもピッチに入り、同16分に吉田と交代になった。試合後、日本サッカー協会の広報は脳震とうと診断されたことを明かしている。

 槙野は公式ツイッターに「一生懸命戦ったと思う。だが、残念な事に何一つ覚えてない。チームがしっかり勝てた事。それが何より一番大事な事。ロッカーに皆が帰ってきて笑顔だったからそれに救われました。キャプテン…無念の交代。笑」と投稿。試合中の記憶が欠落していることをほのめかす投稿を行った。

 一歩間違えれば大きな事故になりかねなかっただけに、現時点で意識がハッキリしていることは安心材料となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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