槙野&原口、日本代表取材エリアで軽妙やり取り 「うるさいよ!」「やりにくいよ!」

(左から) 槙野、原口【写真:Getty Images】
(左から) 槙野、原口【写真:Getty Images】

前日トレーニング後、真横で取材に応じた二人がテンポの良い言葉の応酬で笑い誘う

 日本代表は20日、森保一監督の就任後5試合目となる国際親善試合・キルギス戦(豊田スタジアム/19時20分)に挑む。19日のトレーニング後、DF槙野智章(浦和レッズ)とMF原口元気(ハノーファー)が取材エリアで軽妙なやり取りを見せた。

 前日トレーニングを終えた槙野が取材エリアに姿を現すと、報道陣の前で立ち止まって質問に答えていく。しばらくすると原口が登場し、槙野のすぐ真横に立って取材に応じ始めた。その距離は約1メートル。原口が浦和に在籍時代、槙野が“教育係”を務めた間柄だが、真横で喋り始めた原口に向かって、先輩の槙野が口火を切った。

槙野:うるさいよ! (しばらく黙ってじっくり見つめる)

原口:やりにくいよ!

 冗談交じりの軽妙なやり取りで報道陣の笑いを誘った。その後は二人とも質問に答えながら実直に話し続けていたが、キルギス戦のメンバーについて話が及ぶと、二人が再び言葉を交わす。切り込んだのは、やはり先輩だった。

槙野:(キルギス戦のメンバー変更について)どうでしょう? (真横の原口に向かって)明日試合に出る?

原口:分からん。なんで出るって言ったの?

槙野:分からん。出るらしいよ?

 ここでもテンポの良い言葉の応酬を見せたが、すぐさま槙野は表情を引き締めると「誰が出るにしろ、しっかりチャンスをもらっていると受け取らないといけない」と締めた。

 ベネズエラ戦で未出場の槙野、途中出場の原口は、キルギス戦でともに先発の可能性もあるなか、ピッチ外で披露したやり取りのような好連係に期待が懸かる。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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