日本代表、2018年ラスト2連戦のメンバー23名発表! FW鈴木、DF山中がA代表初選出

継続路線でアジアカップ前最後となるベネズエラ、キルギスとの2連戦へ挑む【写真:田口有史】
継続路線でアジアカップ前最後となるベネズエラ、キルギスとの2連戦へ挑む【写真:田口有史】

10月シリーズの21名が招集 継続路線でアジアカップ前最後となるベネズエラ、キルギスとの2連戦へ

 日本サッカー協会は7日、11月16日のベネズエラ代表(大分)、20日のキルギス代表(豊田)とのキリンチャレンジカップ2連戦に向けた日本代表メンバー23名を発表し、森保一監督は10月の招集メンバー21人を継続招集し、A代表初招集となるFW鈴木優磨(鹿島)、DF山中亮輔(横浜F・マリノス)の2名を新たに加えるにとどめた。

 W杯後に発足した森保ジャパンは、9月7日のチリ代表戦は北海道で起きた地震の影響により中止となったが、同11日のコスタリカ代表戦に3-0と快勝すると、10月シリーズでもパナマ代表に3-0、南米の強豪ウルグアイ代表に4-3と打ち勝って3連勝と、最高の船出を飾った。特に真価が問われたウルグアイ戦ではMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)という若手アタッカーが躍動。DF吉田麻也(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)らロシアW杯の主力メンバーとの融合も図り、来年1月のUAEアジアカップに向けて着実なチーム作りが進められている。

 今回のベネズエラ、キルギスとの2連戦を前に、10月シリーズに招集されたDF長友佑都(ガラタサライ)は肺気胸による手術を行ったため招集されず。新たに呼ばれたのは、A代表初招集となる鈴木、山中の2名のみと、森保監督は10月シリーズのメンバーをベースに継続路線を選択した。注目されたW杯主力メンバーで、森保体制未招集のMF香川真司(ドルトムント)、MF乾貴士(ベティス)らは招集されなかった。

 2011年大会以来5回目の優勝を狙うアジアカップへ、残された国際Aマッチは今回の2試合のみ。「これまでどおり勝ちにこだわり、戦術の浸透を進める。そして、個々の能力を高めたい。そして、初招集の選手の力をグループの中で見極めたい」と語った森保監督は、限られた時間でどのようにチームを築き上げていくのか注目される。

 11月シリーズの招集メンバーは以下のとおり。

GK
東口順昭(G大阪)
権田修一(鳥栖)
シュミット・ダニエル(仙台)

DF
槙野智章(浦和)
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
佐々木翔(広島)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
山中亮輔(横浜F・マリノス)※
室屋 成(FC東京)
三浦弦太(G大阪)
冨安健洋(シント=トロイデン/ベルギー)

MF
青山敏弘(広島)
原口元気(ハノーファー/ドイツ)
柴崎 岳(ヘタフェ/スペイン)
遠藤 航(シント=トロイデン/ベルギー)
伊東純也(柏)
中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)
三竿健斗(鹿島)
堂安 律(フローニンゲン/オランダ)

FW
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
鈴木優磨(鹿島)※
北川航也(清水)

※=A代表初招集

[日本代表の対戦スケジュール]
2018年
11月16日 国際親善試合 vsベネズエラ(19:30/大分スポーツ公園総合競技場)
11月20日 国際親善試合 vsキルギス(19:20/豊田スタジアム)
2019年
1月9日 アジアカップGL第1戦 vsトルクメニスタン(UAE/アル・アイン)
1月13日 アジアカップGL第2戦 vsオマーン(UAE/アブダビ)
1月17日 アジアカップGL第3戦 vsウズベキスタン(UAE/アル・アイン)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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