敵陣中央でイニエスタが機転を利かせたパス、ポドルスキがダイレクトの左足ボレー弾

　ヴィッセル神戸で共闘するワールドクラスの二人がゴールをこじ開けた。リーグ戦7試合未勝利と苦戦を強いられている神戸が3日の第31節名古屋グランパス戦に臨み、前半10分に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの“3メートル級ループパス”から、最後は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが仕留めて先制ゴールを決めた。DAZN公式ツイッターがゴール映像を公開している。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　リーグ戦6連敗後、1引き分けを挟み、前節の川崎フロンターレ戦は3-5と打ち合いに敗れて公式戦7試合未勝利の泥沼状態に陥った神戸。J2降格の足音も聞こえ始めたなか、敵地・名古屋戦で二人の名手が共鳴した。

　前半10分、敵陣中央でボールを保持したイニエスタが相手ゴール方向を向きながらボールを保持。名古屋が守備ブロックを作ってパスコースを消すなか、イニエスタが選択したのは空中だった。右足でくいっとボールをひっかけて空中にボールを浮かしたループパスを披露。その直前、相手ゴール中央にダッシュしていたのがポドルスキだった。ループパスにダイレクトボレーで左足を振り抜き、鮮やかにゴールを陥れている。

　DAZNや神戸の公式ツイッターではファンの賛辞が並び、「半端ない」「すげぇ」「これは鳥肌もの」「喜び方がかわいい」などの声が上がるなど、観る者に大きな衝撃を与えている。