ファン・ハールが怒り心頭 ルーニーの幻ゴールに「疑問の残る判定だ」

オフサイドで取り消しに

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は22日、ニューカッスル戦で0-0の引き分けに終わった直後、前半3分にオフサイドで取り消されたイングランド代表FWウェイン・ルーニーの“幻のゴール”に対して憤りをあらわにした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
「ウェインは得点を決めたんだ。ただ、それは認められなかった。テレビを見れば、すごく疑問の残る判定だ。だから、もっと多くの目が必要になる」
 今季ゴールから遠ざかっている主将ルーニーのゴールが決まっていれば、開幕3連勝も見えていた。それだけに、クレ イグ・ポーソン主審の判定に対してオランダ人指揮官は憤まんやる方ない様子だった。
「疑わしいよ。疑問が残る時には旗をあげないというのが規則だ。だが、私はかつて何度も言ってきたが、フットボールの世界では主審とラインズマンをサポートする機器が必要だ。なぜなら簡単ではないからだ」
 ニューカッスルの堅固な守備を破ることはできなかったユナイテッド。それでもいまだ黒星なし。昨季のスタートダッシュ失敗に比べると、大いなる進歩を見せている。だが、ファン・ハール監督は誤審防止に向けてビデオ判定などの導入を声高に訴えていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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