クリバリが目の前にいたルイを押してムバッペを守らせる“斬新”なディフェンスを披露

　ナポリは現地時間24日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第3節でパリ・サンジェルマン（PSG）と対戦して2-2で引き分けた。お互いにチャンスを作り合ったなか、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリがPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペに対して衝撃のディフェンスを披露。斬新なアイデアに海外メディアは「信じられない手段」「滑稽」と驚きを持って報じている。

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　1-1で迎えた後半30分だった。ナポリはPSGに押し込まれ、ポルトガル代表DFマリオ・ルイがムバッペと対峙。鋭いシザーズフェイントで置き去りにされそうになった瞬間、背後にいたクリバリがルイをムバッペ目がけて力いっぱい押した。サポートを得て加速したルイはなんとかムバッペに食らいつき、最終的にパスミスを誘発する結果となった。

　衛星放送「スカイ・スポーツ」は“クリバリ・プッシュ”と題して特集。「クリバリは信じられない手段を使った。74分、マリオ・ルイに近づき、ムバッペに向かってプッシュした。少々手荒い手段だが、多くの人が真似しようとするかもしれない」と伝えれば、英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は「カリドゥ・クリバリがムバッペを止めるために滑稽な新手段を採用」と驚きのプレーだったことを紹介している。

　また、衛星放送「BTスポーツ」は公式ツイッターで“アテレコ”を展開。「ノー！ もう無理だ。お前が彼を守れ！」とクリバリの心理を推測したメッセージを添えている。

　爆発的なスピードを誇るムバッペへの“対抗策”として、クリバリのプレーが海外メディアで脚光を浴びている。