CSKA移籍の22歳FW西村、CLほろ苦デビュー ローマ戦出場もボールタッチなく完敗

CSKAはこの敗戦で勝ち点4にとどまり、同9に伸ばしたローマとレアル・マドリードから間を空けられ3位になった【写真:AP】
CSKAはこの敗戦で勝ち点4にとどまり、同9に伸ばしたローマとレアル・マドリードから間を空けられ3位になった【写真:AP】

今夏仙台からCSKAに移籍した西村、ローマ戦後半44分から途中出場も…試合は0-3敗戦

 CSKAモスクワのFW西村拓真は、現地時間23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージG組の第3戦、敵地ローマ戦で後半44分から途中出場。CLデビューを飾ったが、チームは3-0で完敗した。

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 ローマが前半のうちにFWエディン・ジェコの2ゴールでリードし、さらに後半5分にもMFジェンギズ・ウンデルのゴールで追加点。CSKAにとっては苦しい試合展開のなか、試合終了が近づいた同44分に西村が投入された。

 しかし、アディショナルタイムを含めて約4分間のプレーで西村は1度もボールタッチをすることができずに終了。出場という記録は残したものの、ほろ苦いデビューとなった。

 富山第一高校から2015年にベガルタ仙台へ加入した22歳の西村は、徐々に頭角を現すと昨年はルヴァンカップでニューヒーロー賞を受賞。今季はリーグ戦で8月までで11得点を決めて日本人トップに立つと、移籍市場の閉幕間際に届いたオファーでロシアへの移籍を決断していた。

 CSKAはこの敗戦で勝ち点4にとどまり、同9に伸ばしたローマとレアル・マドリードから間を空けられ3位になった。グループステージ突破のためには残り3試合で2強のいずれかに勝利することが絶対条件となったなかで、西村は次のチャンスをつかんで欧州の舞台で輝きを放つことができるだろうか。

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