「過剰だと思っている」 低迷するスコットランド代表、主将DFが強まる批判に苦言

スコットランド代表のキャプテDFアンドリュー・ロバートソン【写真:Getty Images】
スコットランド代表のキャプテDFアンドリュー・ロバートソン【写真:Getty Images】

イスラエルに1-2敗戦、マクリーシュ監督就任後の7試合で5敗のなかファンから非難の声

 スコットランドは現地時間11日に行われたUEFAネーションズリーグでイスラエルに1-2と敗れた。今年2月のアレックス・マクリーシュ監督就任後、7試合で5敗(2勝)と低迷する代表チームに対してファンから非難の声が上がるが、キャプテンのDFアンドリュー・ロバートソン(リバプール)は過剰な批判に苦言を呈している。英公共放送局「BBC」が報じた。

 9月に行われたネーションズリーグ第2節のアルバニア戦は2-0と勝利したスコットランドだが、その3日前に行われた親善試合ではベルギーに0-4と完敗。それ以前にも、ペルー(0-2/5月29日)、メキシコ(0-1/6月2日)などロシア・ワールドカップ出場国に連敗していた。

 イスラエルにも敗れ、マクリーシュ監督体制では低調なパフォーマンスが続き、結果が出ない現状にファンやメディアからの風当たりも強まっている。

「この前の試合(イスラエル戦)は十分な出来ではなかった。でも、多くの人が見たように、僕らはタフな試合を戦ってきた。僕らは今、新しい監督の下で攻撃的なサッカーを学んでいるところだ」

 チームキャプテンを務めるロバートソンはパフォーマンスが納得のいくものでなかったことを認めたうえで、一部のファンの中には過剰な批判をしている人がいると苦言を呈している。

「僕らは難しい問題に直面しているが、前に進んでいる。僕は批判が少し過剰だと思っている。僕らが良いプレーをするよりも、悪いプレーをするのを好んでいる人もいるようだ」

 ロバートソンをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドのMFスコット・マクトミネイや名門セルティックの逸材DFキーラン・ティアニーなどタレントを揃えながらも低迷するスコットランド。14日には強豪ポルトガルと親善試合を戦う。ファンのフラストレーションを解消するような結果を手にすることはできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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