美人女医とモウリーニョの問題に新事実発覚 「アザールは治療を求めていた」

広がる擁護の声

 痛みを訴えたアザールの要求により、主審がメディカルスタッフに治療を命じたという事実が発覚した。プレミアリーグのプロトコルによると、選手が倒れた際、レフェリーが選手と会話し、治療が必要か確認するという。
 だが、モウリーニョ監督はこの治療行為に激怒。治療から戻ってきたチームドクターを怒鳴りつけ、口論するシーンもカメラに抑えられている。
 試合後、モウリーニョ監督はテレビカメラの前で、この2人の医療行為を「ナイーブ」と叱責(しっせき)。チェルシーは、すでにGKクルトワが退場となり、数的不利となっていた。アザールがピッチ外での治療を迫られれば、2人少ない状況で戦わなければいけない。
「フットボールを理解しなければいけない」と語った指揮官は、カルネイロ医師らをトップチームのベンチ入りを禁止する降格処分を命じた。
 スペシャル・ワンの厳しい対応には世界的な医療界から批判が集まっている。火だるま状態となっている。今回の新事実発覚で、美人女医に対する擁護の声と、ポルトガル人名将に対するブーイングが一層大きくなりそうだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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