美人女医とモウリーニョの問題に新事実発覚 「アザールは治療を求めていた」

無罪の証拠を英メディアが報じる

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、2-2の引き分けに終わった開幕戦のスウォンジー戦でメディカルスタッフのエバ・カルネイロ医師がMFエデン・アザールに行った医療行為を公の場で批判した。さらには、ベンチ入りスタッフから外して物議を醸していた。しかし、ここにきて渦中の美人女医が“無罪”である証拠が浮上している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「スタンフォード・ブリッジの新たな映像が、チェルシーのメディカルスタッフをサポートする」と特集している。
 英国外にも波紋を広げている美人女医の降格問題で、プレミアリーグをライブ中継するスカイが“新証拠”を提示した。
「新たな映像では、スウォンジー戦のエデン・アザールを巡る問題で選手が治療を求めていることを示している。サポートの要求の存在がチェルシーのメディカルスタッフが彼らの責任の範囲内で業務に当たっていたことを裏付けている」
 そう断じた特集では試合終盤、エースに起きた問題のシーンを再現。アザールはファルカオから敵陣でパスを受けるとドリブルを開始。方向転換し、アシュリー・ウィリアムスをかわしたところでタックルを受け、グラウンドに倒れ込んだ。
 アザールはピッチに顔を向けながら、右側に転がった。鼠径(そけい)部を抑えて痛みを訴え、苦悶(くもん)の表情を浮かべていた。
 数秒間、ピッチに倒れこむアザールに対し、マイク・オリバー主審はウィリアムスにイエローカードを出した後、歩み寄った。会話を交わしており、「治療が必要かアザールに確認したようだ」と指摘。そして、主審はチェルシーのメディカルスタッフにピッチ内で治療することを呼びかけた。スタッフが反応せずにいると、主審は再度、選手の要求により、スタッフにピッチ内に入ることを許可したという。
 そこでトレーナーのジョン・ファーン氏がピッチ内にダッシュし、それにカルネイロ医師も続いた、と詳細にリポートされている。

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