レアルで頭角を現す息子たち

　スペイン3部リーグで戦うレアル・マドリード・カスティージャ（Bチーム）を率いるジネディーヌ・ジダン監督が、新たにチームの主将に“ジダン”を指名した。かつてトップチームで背番号「5」を背負い、チームを栄光に導いたフランスの英雄は、息子のMFエンツォ・ジダンに大役を任せる決断を下した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
　昨季は主に4部に在籍するレアル・マドリードCチームでプレーし、26試合4得点を記録していたエンツォ。カスティージャでも8試合に出場しており、この夏正式に昇格を果たした。プレシーズンでもすでにキャプテンマークを巻いてプレーしていた。
　エンツォはジダンと同じ攻撃的MFで、父親譲りの高いボールテクニックを持つ。偉大な父のもと、自身もこの“白い巨人”で輝かしいキャリアを歩めるのか、注目を集めそうだ。
　ジダンにはエンツォのほかにも3人の息子がおり、17歳の次男のルカはレアルのU-18カテゴリーでGKとしてプレーし、すでに頭角を現し始めている。さらに13歳の三男テオ、9歳の四男エリアスもレアルの下部組織でプレーしている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images