アルゼンチンの英雄マラドーナ、代表休養中のメッシに一言 「もう戻ってくるな」

(左から)アルゼンチン代表FWメッシ、マラドーナ氏【写真:Getty Images】
(左から)アルゼンチン代表FWメッシ、マラドーナ氏【写真:Getty Images】

重圧を背負う後輩を気遣う 「すべて彼のせい。『もう行くな』と言いたいよ」

 アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏が、同胞の後輩FWリオネル・メッシは代表から引退すべきだとの持論を展開した。アルゼンチン紙「クラリン」が報じている。

 アルゼンチン代表での最多得点記録を保持するメッシだが、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)では決勝でドイツに敗れ準優勝。主将として臨み、自身初の優勝を目指した今夏のロシアW杯ではベスト16で敗退し、現在は無期限で代表チームから離れている。

 1986年のメキシコ大会で優勝を経験したマラドーナ氏は、同紙の取材でメッシに伝えたいことはあるかと聞かれると、「もう戻ってくるな」と言いたいと答えた。

「U-15が負けたのもメッシのせい。国内でラシンとボカが対戦することになってもメッシのせい。すべて彼のせいなんだ。『もう行くな』と言いたいよ。彼らが(メッシなしで)どうなるのか、見てみようじゃないか」

 2016年夏の南米選手権で2大会連続の準優勝に終わった後、一度は代表引退を発表したメッシ。ロシアW杯での失意から立ち直り、再び“セレステ・イ・ブランコ”(空色と白)のユニフォームを着てプレーする姿を見ることができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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