香川にさらなる壁!? 主将ロイスがトップ下で躍動、海外メディアも“満点評価”で絶賛

ドルトムントFWロイス【写真:Getty Images】
ドルトムントFWロイス【写真:Getty Images】

ドルトムント公式戦通算100得点のメモリアル達成 途中出場の香川も及第点は得たが…

 ドルトムントは現地時間26日のブンデスリーガ第5節ニュルンベルク戦で7-0と大勝を収めた。トップ下として出場したドイツ代表FWマルコ・ロイスは、2得点1アシストを挙げて勝利に貢献。海外メディアは主将に対して「満点評価」を与えている。

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 前節ホッフェンハイム戦(1-1)に続いて4-2-3-1システムを採用したなかで、ロイスはトップ下で出場。左サイドを主戦場とするドイツ人アタッカーが水を得た魚のように躍動した。

 1-0で迎えた前半32分、最終ラインのDFダン=アクセル・ザガドゥからワンタッチでテンポ良くボールをつなぐと、ペナルティーアーク内でパスを受けたロイスはダイレクトで右足を一閃。相手DFに当たったシュートはコースが変わってゴール左隅に突き刺さった。さらに後半4分にはカウンターを仕掛けて持ち上がり、右サイドへ展開してモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの移籍後初得点を演出。その9分後には味方とのワンツーからゴールを陥れて追加点を挙げた。

 後半17分に日本代表MF香川真司と交代するまで、2得点1アシストの活躍で7-0の大賞に貢献。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、10点満点の選手採点でロイスに唯一の満点評価を与え、「キャプテンは2ゴールと1アシストを残したうえに、彼のクラブ通算100ゴールも記録した」と、ドルトムント加入後公式戦通算100ゴールを達成したことにも触れた。

 途中出場でトップ下を引き継いだ香川は7点と及第点を与えられたものの、「運は向いていたが、結果に変換できなかった」と、目に見える結果を残せなかったと指摘されている。

 ルシアン・ファブレ新体制で少しずつ出場機会を手にし始めている香川だが、“トップ下”ロイスの躍動がポジション争いをさらに熾烈なものとするかもしれない。

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