「わお、なんて危機だ」 リバプールのクロップ監督、大黒柱サラーへの懸念を笑顔で一蹴

クロップ監督はサラーへの懸念を笑顔で一蹴した【写真:Getty Images】
クロップ監督はサラーへの懸念を笑顔で一蹴した【写真:Getty Images】

エースがスロースタートながら「問題ない」「全てが上手くいっている」と主張

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、チームのエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーのスロースタートについて問われ、「わお、なんて危機だ」と一笑に付して周囲の懸念を一蹴した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 昨季、リバプール移籍後最初の6試合で3ゴールを奪ったサラーは、公式戦44得点をマークして強烈なインパクトを残した。しかし、今季は公式戦6連勝中のリバプールにおいて、2ゴールと今一つ勢いに乗ることができていない。

 現地時間21日の記者会見に登壇したクロップ監督は、スロースタートのサラーについて言及。「もちろん誰もが昨シーズンのような形になってくれることを期待している」としたうえで、「ただ我々はそれを期待していない。彼にできるだけ多くの得点を取ってほしいだけだ。みんなが期待するのは全く普通のことだね」と語った。

 また、昨季と今季のスタートの比較を問われると、クロップ監督は「わお。なんて危機だ」と笑顔で一蹴し、自身の見解を明かした。

「誰もそれを覚えていないし、本当に問題ないよ。我々は常に新しい状況に対処しなければならないからね。人々はいろいろな選手に対してとても肯定的だが、私はそれらについて話すかどうか、彼らをこのままの状態にしておくかを決断しなければならない。だけど、本当に全てが上手くいっているよ」

 サラーに関して「最も重要なことはフィジカル的に良い状況にあり、チームの助けになっていることだ」と締めくくったクロップ監督。22日のリーグ第6節サウサンプトン戦では、エースがチームの連勝を伸ばす活躍を見せることを期待しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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