なぜサラーは不調なのか? 元英代表DFが要因を指摘「新たな負傷を恐れている」
CL初戦のPSG戦ではボールロスト連発、同点被弾のミスも犯す失態
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、昨季リーグ戦32ゴールを量産してプレミア得点王に輝き、絶対的エースの座を築いた。今季は公式戦6試合2得点と本来の実力を発揮できていないが、英紙「デイリー・メール」はある“トラウマ”を要因に挙げている。
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リバプールは現地時間18日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦でパリ・サンジェルマンと対戦。前半36分までに2点のリードを奪いながら、前半40分と後半38分に失点して同点に追いつかれてしまう。2失点目は自陣でのサラーの安易なパスミスからの被弾で、その2分後にサラーはスイス代表MFジェルダン・シャキリとの交代を命じられている。
途中出場のブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが後半アディショナルタイムに値千金の決勝ゴールを挙げ、3-2で接戦に勝利。ゴールの瞬間、歓喜に湧くベンチサイドのなかで、サラーだけボトルを地面に叩きつけ悔しさを爆発させる姿を見せたことも大きな話題となっている。
数字上は公式戦6試合2得点ではあるが、英紙「ザ・サン」はサラーの不調ぶりが反映されているデータを紹介。昨季リーグ戦32ゴールを決めたサラーは、90分間で平均0.99点を記録していたのに対し、今季は平均0.42点まで落ち込んでいるという。