レアル監督、“新エース”ベイルの起用に慎重 1-1の終盤に交代「休養が必要だと…」

ロナウド退団後の新エースとして、ベイルに大きな期待を寄せられている【写真:Getty Images】
ロナウド退団後の新エースとして、ベイルに大きな期待を寄せられている【写真:Getty Images】

敵地でビルバオと1-1ドロー ロペテギ監督は1アシストのベイルを後半30分にベンチへ下げる

 レアル・マドリードは現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節アスレチック・ビルバオとのアウェーゲームを1-1のドローで乗り切った。このミッドウィークから前人未到の4連覇がかかるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の戦いが始まるが、フレン・ロペテギ監督はCLを見据えてウェールズ代表FWギャレス・ベイルをこの日の勝負どころでベンチに下げる決断をしたことが話題になっている。

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 レアルは国際Aマッチウィーク明けの一戦でクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ベイル、スペイン代表MFマルコ・アセンシオ、そして守護神にベルギー代表GKティボー・クルトワらを起用する一方で、MFイスコをベンチに置いた。

 開始早々からモドリッチが決定機を迎えたものの、相手DFの好守に阻まれゴールを割れない。すると前半32分にビルバオに左サイドを崩され、最後はMFムニアインに先制点を許す展開となった。ロペテギ監督は後半開始からブラジル代表MFカゼミーロ、同16分にイスコを投入。すると同18分にドイツ代表MFトニ・クロースの展開から右サイドを抜け出たベイルが右足でクロス。これをゴール前に入り込んだイスコが頭で叩き込み、1-1の同点に追いついた。

「難しい試合だったが、後半は選手たちが攻撃的な姿勢を貫いたことが実って、数多くのチャンスを生み出せたと思う。私はイスコを信じている。MFの位置で追い抜き、ボールを受けられる選手を投入した」

 ロペテギ監督は試合内容とイスコ投入が当たったことをこう誇ったが、その一方で会見内では勝ち越し点を奪いたい後半30分に、ベイルに代えてFWルーカス・バスケスを投入した場面について言及した。

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