ロシアW杯で大きな批判にさらされるも「少年から一人の男になる」と太鼓判

　パリ・サンジェルマン（PSG）のブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、ロシア・ワールドカップ（W杯）後に同僚で代表の後輩に当たるFWネイマールにアドバイスを送ったことを告白。今後、ネイマールが人として成熟し、行動が変わるだろうと語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。

　ブラジル代表のエースとして、大きな期待を背負ってロシアW杯に挑んだネイマールだったが、大袈裟なファウルのアピールに対して批判が相次ぎ、チームも準々決勝でベルギーに敗戦。大会後には戦犯扱いされる状況となった。

　右膝の負傷でロシアW杯を欠場したアウベス。ネイマールと今後の振る舞いについて話す必要があり、また長期的にどのような変化が利益につながるかを考えてアドバイスを送ったようだ。

「（W杯で）苦しんだことが彼の成熟を助け、彼の振る舞いは変わるだろう。男になるために少年ではなくなるんだ。一人の男となった時、意思決定と振る舞いはより賢明になるはずだ」

　ネイマールに対する世間の批判は、彼にメリットをもたらす可能性があるという。

「もし多くの人が同じことを言い、何かが間違っているとすれば、それは自分自身を改革して改善する時なんだ。なぜなら全て人が失敗を経験しているし、知的な人たちは彼が進化する必要があると認識していると僕は信じているよ。一部の人は不公平だけど、人生のなかでいくつかのことは自分を成熟させるために役に立つし、専門家の言葉は改善する必要があることを知らせてくれる。物事が完璧ではない時は、踏み出す必要がある時なんだ」

　アウベスのアドバイスはネイマールにどんな変化を呼ぶだろうか。