最多はスペイン勢で4人、デ・ブライネは2位にランクイン

　破壊的な攻撃を生み出すチームには有能なエンジンがいる――。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は、「世界最高のセントラルミッドフィールダー」をランク付け。世界で最も優れた10人を紹介している。

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　トップ10の中で最も多く選出された国はスペイン代表だ。8位にバルセロナの核となるMFセルヒオ・ブスケッツが入ると、7位にはバイエルン・ミュンヘンのMFチアゴ・アルカンタラがランクイン。ロシア・ワールドカップ（W杯）でスペイン代表の中核を担ったレアル・マドリードのMFイスコが6位に選ばれ、マンチェスター・シティの主力として多くのタイトル獲得に貢献しているMFダビド・シルバが5位に入っている。

　フランス代表で最上位となったのが、4位にランクインしたMFエンゴロ・カンテだ。15-16シーズンのレスター優勝に大きく貢献したMFは、翌年にチェルシーへ移籍。リーグ制覇とW杯優勝を達成するなど、多くのタイトル獲得に貢献している。また3位には、パスマスターと呼ばれレアルやドイツ代表の中盤を司るMFトニ・クロースが選ばれた。

　惜しくも2位となったのが、シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだ。「世界最高の選手ではないが、おそらく最も完璧な選手」と称されるデ・ブライネは、シティの司令塔として多くの勝利に貢献。パス、ドリブル、タックル、クロスと多彩なプレーを得意としており、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でも不可欠な存在となっている。