メッシは「より多くのCLタイトルに値する」 スアレスが感じる“盟友”躍動の予感
「ライバルがCL3連覇しているのはいい刺激」と打倒レアルを掲げる
バルセロナはリーガ・エスパニョーラ開幕3連勝を飾り、連覇に向けて好スタートを切った。その一方で2014-15シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)奪還に向けて、積極補強を経て臨もうとしているが、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、相棒で今季から新キャプテンとなったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて、「彼が獲ったタイトル以上にCLを獲っていいはずだ」とその実力を大いに語っている。
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国際Aマッチウィークに入ったスアレスは、スペインのラジオ局「RAC1」の番組にインタビュー出演。「CLは欧州の最高の選手とチームをみんなが定義する大会だからね。俺たちの野心、モチベーション、そして期待値は素晴らしい年になるようになりたい。ライバルがCLで3連覇しているのはいい刺激だよ」と、宿敵レアル・マドリードの4連覇阻止を含めてCLにフルパワーで臨むことを公言している。
それとともに触れたのが、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)から主将の座を継承したメッシについてだ。2014-15シーズンにバルサに加入後、数々のゴールを陥れた名相棒だが、誰よりも近くでプレーしているからこそ、“天才”の価値を実感している。
「メッシは彼が有しているタイトルよりも多く、CLを獲るのに値するはずだ」
バロンドール(欧州年間最優秀選手)、ピチーチ(リーガ得点王)とヨーロッパ・ゴールデンシューをそれぞれ5回。クラブタイトルでも9度のリーガ制覇に4度のCL制覇などを達成しているが、これでも足りないとスアレスに思わせるほどの存在感がメッシにはある。
「彼はロシア・ワールドカップ(W杯)、そして昨シーズンのCLで何かが起こった後、野心が満タンになっているんだ。常にリーダーシップの役割を取り、トロフィーを掲げることに集中しているんだ」
W杯と昨季CLを取り逃がした悔しさを、今季晴らすために戦うはずだと話した。相手マーカーにとって脅威以外の何物でもないメッシ&スアレスは、今季もヨーロッパ最高峰の舞台で大暴れしそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)