公式197cmも身長アップ? 日本代表26歳GKシュミットが驚嘆「今朝測ったら…」
森保ジャパン最長身のGKシュミット、世界基準の高さで虎視眈々と代表デビューを狙う
森保一監督率いる新生日本代表が3日から札幌市内で合宿をスタートさせ、7日のキリンチャレンジカップ・チリ戦(札幌ドーム/19時)に向けて調整を進めている。A代表初選出となったJ1ベガルタ仙台のGKシュミット・ダニエルは森保ジャパン最長身の197センチで存在感を放つが、「今朝測ったら…」と思わぬ身長アップに自身も驚いた様子を見せた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
バヒド・ハリルホジッチ元監督が日本代表を率いていた16年10月、日本代表GK候補合宿メンバーに選出されていたシュミットだが、正式な試合メンバーとしは今回が初招集。 アメリカ人の父を持ち、仙台育ちの長身GKは、東北学院高時代にフィールドプレーヤーからGKに転身した経歴を持ち、足もとの技術も高い。今回の代表合宿でミニゲームを行った際にはフリーマンとして参加し、フィールドプレーヤーに交じってプレーしている。
そんなシュミットだが、目立つのはGKでも頭一つ抜けている身長だろう。今回の代表に選ばれたGK陣では、東口順昭(ガンバ大阪)が184センチ、権田修一(サガン鳥栖)が187センチ。日本代表GK合宿の際にハリル監督は「190センチ以上」という条件を求めていたが、シュミットの197センチはまさに“世界基準”と言える。
ところが、4日の朝に自ら身長を計測して驚いたという。「今朝測ったら、198になっていた(笑)」とはにかんだ。日本サッカー協会が発表している公式データは「197センチ・88キロ」で1センチアップとなるが、「朝だからかもしれない」と冗談も交えて笑いを誘っている。
「他のJ1のキーパーより試合経験は乏しい」と危機感を募らせるシュミット。あくまで「タイミングもあったと思う、たまたま調子も良かった」と謙遜するが、9月シリーズを代表定着の足掛かりにすべく、虎視眈々と出場を狙っている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)