森保ジャパン初選出MF伊藤達哉、代表引退の酒井高徳から受けた「アドバイス」とは?

日本代表初選出の伊藤(左)が酒井からのアドバイスを明かした【写真:Getty Images】
日本代表初選出の伊藤(左)が酒井からのアドバイスを明かした【写真:Getty Images】

Jリーグ未経験で史上二人目の代表初選出、切れ味鋭いドリブルはドイツでも高く評価

 森保一監督率いる新生・日本代表が3日から札幌市内に集合し、新体制で初合宿を開始した。東京五輪世代から3人が招集されたが、その一人がドイツで戦い続けるMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)だ。ロシア・ワールドカップ(W杯)後に代表引退を表明したクラブの先輩DF酒井高徳から「アドバイスをもらった」と明かしている。

 21歳の伊藤は柏レイソルの下部組織出身で、2015年にドイツのハンブルガーSVと3年契約を結んだ。2017-18シーズンにトップチームで念願のリーグ初出場を飾ると、20試合に出場。その成長ぶりがクラブに評価され、昨年末には2021年まで契約を延長している。

 FW宮市亮以来となるJリーグ未経験での代表初選出を喜ぶ伊藤だが、「背伸びして良いプレーをするというよりは、できることをやると考えています」と自然体を強調。163センチと小柄ながら、切れ味鋭いドリブルをドイツでも披露し、相手を手玉に取ってきた。クラブでは、ロシアW杯出場後に代表からの引退を発表した酒井高と共闘しており、伊藤は「アドバイスはもらった」という。

「森保さんがどうやるか分からないけど、お前がいつもどおりやったら大丈夫だから、気負わないでやってこいよ、と送り出してもらった」

 ドイツでも評価されている突破力を、代表の舞台でも見せつけることができるか。7日に国際親善試合チリ戦(札幌ドーム/19時)、11日に同コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)が控えるなか、若きドリブラーのプレーに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング