秘蔵っ子がファン・ハールへの信頼を語る 「言ったことが全て実現する」

同郷の師弟関係

 マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表DFダレイ・ブリントが、ルイス・ファン・ハール監督への全幅の信頼を置いているようだ。同選手は英雑誌「FourFourTwo」のインタビューに応じ、代表チームでも共に戦った名将を「全てを実現させる監督」と絶賛した。
 昨季、ファン・ハールが新監督に就任したユナイテッドに加入したブリントは、本職のサイドバックをはじめ、5バックのウイングバックや守備的MFとしてもプレー。さらに、2年目の今シーズンは、プレシーズンからセンターバックで起用されるなど、マルチロールぶりを存分に見せつけている。秘蔵っ子として監督からも重用されているが、同選手も同様にオランダ人指揮官への絶大な信頼を明かしてる。
「昨シーズンの初め、僕らはチームの立て直しに時間を割いが、後半戦には素晴らしいパフォーマンスをした。ルイス・ファン・ハール監督は全てのことを見ているんだ。彼の言ったことは、全て実現する。彼が事前の練習で取り組んできたことのおかげで、何度も試合に勝利した」
 オランダ人指揮官は、一昨季にプレミアリーグが始まって以来では最低となるリーグ戦7位に終わったチームの立て直しを図るべく招聘(しょうへい)された。「最低でもトップ4」の目標を掲げ、公約通り4位でリーグ戦を戦い終えた。そして、クラブは今季もFWデパイ、MFシュナイデルランや、シュバインシュタイガーなど150億円を超える大型補強を敢行している。ブリントも絶賛する“偉大な預言者”ファン・ハール監督のもと、今季は3季ぶりとなりタイトル獲得が最重要課題となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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