レアル監督が火消し役に 妻の仕掛けたモウリーニョとの勝ち目なき舌戦

レアルのチーム状況に関しては冗舌

 モウリーニョ監督は、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督や、マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督らプレミアの名将との舌戦を心から楽しみ、鋭い舌鋒(ぜっぽう)と、絶妙な言葉のセンスでイングランドメディアを喜ばせてきた。そのスペシャル・ワンとの口げんかでは誰でも分が悪い。妻が仕掛ける格好となった戦いで、ラファエル監督は無難に火消し役に回った。
 一方で、今季レアルの新監督に就任したベニテス監督はプレシーズンにおける自らの船出に手応えを得ている。チーム状況に関しては冗舌に語っている。
「私は偉大なクラブにいられることがうれしい。全てを最大限に発揮させるのが目標だ。選手たちを向上させるために全てを尽くすよ。このプレシーズンのカップ戦で全ての選手たちが素晴らしいトレーニングをしてくれている。この偉大な選手たちがポテンシャル全てを発揮しようとしてくれているんだ。ミランは私の好きなクラブだし、輝きを取り戻そうとしている。私は、レアルを長く率いたいと思っているよ」
 インターナショナル・チャンピオンズカップ中国大会では、ともにインテルを下した両者は、勝利した方が中国ラウンドでの優勝を手にする。果たしてベニテス監督は、初タイトルを奪取できるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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