韓国メディアが久保建英のJ1初ゴールを称賛 「17歳天才の無限の可能性」

J1初ゴールを決めた横浜F・マリノスMF久保建英【写真:Getty Images】
J1初ゴールを決めた横浜F・マリノスMF久保建英【写真:Getty Images】

日本で再び「久保旋風」 韓国メディアも日本の若き才能に注目

 今夏にFC東京から期限付き移籍で横浜F・マリノスに加入した17歳の久保建英が、26日のJ1第24節ヴィッセル神戸戦にリーグ戦初先発初出場を果たし、後半11分にJ1初ゴールを決めて2-0の勝利に貢献した。

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 韓国メディアも、その活躍ぶりをすぐに報道。スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は「17歳天才の無限の可能性。日本に再び巻き起こる“久保旋風”」と見出しを打ち、再び久保が脚光を浴び出したことを詳細に伝えている。

 同紙はまず、「勝利の中心には17歳の新星、久保建英がいた。彼は0-0で拮抗した56分に先制点を決め、チームの勝利に貢献した」と伝えた。

 さらに「何よりも彼自身のJリーグデビューゴール。2001年生まれの久保は、17歳2カ月22日でゴールを決めた。森本貴幸(15歳11カ月28日)が記録した最年少得点に続いて、2位に入った」と、その記録についても報じている。

 また、この試合は「ヴィッセル神戸の元スペイン代表アンドレス・イニエスタとの“バルセロナ対決”としても注目されていた」ことにも触れており、今後の活躍次第ではさらに脚光を浴びると予想している。

 期限付きとはいえ、横浜FMに加入してからすぐに結果を残すあたりは、やはり只者ではない。日本の若き才能に韓国も注目している。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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