ヤングなでしこ、史上初のU-20W杯決勝進出! イングランドを2-0撃破、殊勲のエース「優勝できる」

過去最高の3位超え 植木「このチームは優勝できる力を持っている」

 後半に入ると2点を追うイングランドが前線から激しいプレスを見せ、前半のようにテンポの良いボール回しはできなくなっていった。それでも4-4-2の陣形で整理された日本の守備ブロックは、イングランドの圧力に対してもしっかりと機能。攻撃を受けても決定機は作らせないゲームを展開していった。

 後半の日本は攻撃で良いところは出せなかったものの、このままリードを生かして2-0で勝利。池田監督は「中2日で疲労はあったが、最後まで良く戦ってくれた。前半に先に得点できたのが大きかった。選手はしっかり回復し、ファイナルの相手が決まったら準備をしたい」と試合の振り返りと決勝への意気込みを語った。

 決勝点の植木は大会得点ランクトップに並ぶ5点目をマーク。決勝へ向け「日本が行ったことがない決勝で戦えるのが嬉しい。そこに連れて行ってくれる監督やスタッフにも感謝したい。このチームは優勝できる力を持っていると思うので、一丸になって優勝したい」と話した。

 日本女子はU-17世代とA代表で世界一の経験があるが、U-20女子W杯では史上初の決勝進出で過去の最高成績である3位を超えることが決まった。決勝戦では、もう一つのカードである開催国フランスとスペインの勝者と対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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