人生の岐路に立つアルゼンチンの誇るマエストロ
カンビアッソがレスター残留かウェストハム移籍か二択に直面
元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソがキャリアの岐路に立たされている。
昨年8月末から所属するレスター・シティとの契約が切れた現在、レスターからの契約延長オファーを受け入れるか、ウエストハムからのオファーを受け入れるのかの二択状態になっている。
レスターにはインテル時代に師弟関係を築いたクラウディオ・ラニエリ新監督が就任した。インテル時代、ラニエリからは重宝されただけにレスターに残留する判断を下す可能性もある。一方、ウェストハムは昨季12位に終わったが、前半戦で上位につけるなど地力を持つ。
銀河系軍団と呼ばれたレアル・マドリードの中盤で華麗なパス裁きを見せたカンビアッソはインテル時代には、日本代表DF長友佑都との良好な関係を築いていたことでも知られている。レスターに残留すれば新しくプレミアに挑戦する日本代表FW岡崎慎司の良き相談役になる可能性もある。数々のタイトルを勝ち取ってきた34歳のベテランMFは、どのような決断を下すのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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