カシージャス代理人が怒りの告発 「レアルは農奴制でペレスは黒人嫌い」

ペレス会長の独裁を農奴制に例える

 レアル・マドリードからポルトに移籍したスペイン代表GKイケル・カシージャスの代理人がフロレンティーノ・ペレス会長の経営方針について「農奴制」と批判している。スペイン地元紙「AS」が報じている。
 1990年にレアルの下部組織に加入し、25年間白い巨人の栄光に心血を注いでいた「聖イケル」は涙を流しながらサンチャゴ・ベルナベウに別れを告げた。
 記者会見では、ペレス会長の同席を拒否した守護神の代理人を務めるサントス・マルケス氏がペレス氏に舌鋒鋭く切りつけた。
「彼はここ何年か一度も真実を話したことがない。彼の発言は彼にとっての真実であり、説教と変わらない。彼が知る最高の人々を追い出してきた。誰もが理解しなければいけない。イエロ、ラウル、デルボスケ。正しくないことが存在する。このクラブの全てが間違っていて、彼だけが間違ったことがないという。マドリードはクラブのメンバーによって所有されていると認識されていたが、いつの間にか彼の農奴制になってしまった。彼は永遠に会長であると自身を制定したかのようだ。彼は、他の人間は奴隷でクラブメンバーとして振舞えないように仕組んだ。彼らは黙ってお金を払うしかない」
 不動産と建築業で財を成した実業家は、ワンマン会長としてクラブの強化から全てまで仕切っている。富と権力が会長に集中する独裁的な現状を、地主と奴隷に例えていた。

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