ペップがゲッツェのユーベ移籍報道に言及 「残留を強く願う」

全てが起こり得る

 バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督は、ユベントスへの移籍がうわさされるドイツ代表FWマリオ・ゲッツェについて中国の上海で行われる親善試合インテル戦を前にした記者会見でコメントを残した。「ガゼッタ・デロ・スポルト」などのイタリアメディアが伝えている。
「マリオ(・ゲッツェ)は前の土曜日のバレンシア戦でプレーしなかったが、疲労によるものだ。今は良くなっているよ。私が言えることは、彼がここに残ってくれることを強く願っているということだけだ。ただ、全てが起こり得ることだというのを、私はよく知っている。私が決められること ではないんだ」
 一部では確執があるとも報道されていたが、グアルディオラ監督はゲッツェの残留を強く願っている。「マリオはトッププレーヤーだ。私のチームの選手であり、私の構想の中にもある。残ってほしい」と、23歳にしてワールドカップを勝ち取っているドイツの至宝へメッセージを送っている。
 バイエルンの広報担当は「報道では違った形で伝えられたようだが、マリオ・ゲッツェが海外でのプレーも経験したいと言っていたのは事実。ただし、それはキャリアの最後にということだ。そして、他のクラブからの接触はない」と、現状の交渉相手がユベントスのみであることを明言した。
 先日、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOがユベントスのマロッタGMに対して選 手との交渉にOKを出したという報道もあった。ゲッツェ本人の決断はどのようなものになるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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